漫画を読まない理由と成長の軌跡
Mnkhjargal:23年、絵描きアカウントでまだ積極的に不特定多数と交流してた頃、好きな漫画、影響を受けた作家についてよく聞かれた。答えは、特にいない、だ。漫画を読む習慣がなかったからだ。
幼少期の習慣がいまだに続いているようで、ゲームもテレビも漫画も娯楽と認識できないでいる。
幼少期の家庭環境と価値観の形成
私が漫画を読む習慣を持たなかった理由は、家庭環境にある。私の父は、学歴や社会的地位に対する強い劣等感を抱えていたようで、子供に高い期待をかけていた。
そのため、娯楽の多くが制限され、漫画やテレビ、ゲームは禁止され、娯楽より学習を重視。その影響で、私は自然と活字の世界に親しむようになり、本を読むことが日常となった。
読書がもたらした新たな世界
漫画が読めない代わりに、私は図書館へ通い、興味のあった歴史、社会学、哲学の書籍を手に取るようになった。未だに実用書を好む。
当初は意味も分からず退屈に感じていたが、次第に活字の持つ力に魅了され、社会の仕組みや歴史の面白さにのめり込むようになった。この経験が、私の思考の基盤を築くきっかけとなった。
「勉強すれば幸せになれる」という考え方の変化
私たちの世代は、学歴が必ずしも安定した未来につながらない現実を目の当たりにした。入学前から就職氷河期が続いており、大学を卒業しても希望する就職先は見つからず、非正規雇用に甘んじる人も多かった。
運よく就職できても、労働環境が厳しく、多くの人が将来に不安を抱えていた。そうした状況の中で、私は「努力→幸福」という結果、価値観が必ずしも正しいわけではないことを悟った。
社会での経験と人生観の変化
その後、社会人となり、厳しい労働環境の中で現実の厳しさを痛感した。この時期は非常に困難だったが、多くの学びを得た。当時の経験を通じ、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるきっかけになった。
私は思い切って自身の環境を大きく変える決断をし、現在は海外で新しい人生を歩んでいる。
読書がもたらす視点の広がり
ジョージ・オーウェルの『1984』は、私にとって特別な一冊である。この作品に描かれる監視社会や権力構造は、私の育った環境とも共通する部分があり、多くの気づきを得た。これをきっかけに、世の中の出来事を何事も疑う癖がついた。このような読書体験を通じて、社会に対する疑問や自由の大切さを考えるようになった。
知識と自己成長の重要性
読書を通じて得た知識は、私の人生の指針となっている。特に現代社会では、情報の取捨選択が重要であり、周囲に流されることなく自分の意見を持つことが重要である。今後も、知識を深めながら自分自身の道を開拓していきたいと考えている。
まとめ
若い頃、娯楽を禁止された経験は決して楽なものではなかったが、結果的に私にとって大きな財産となった。読書を通じて視野を広げ、社会について考える力を養うことができた。これからも学びを深め、社会に貢献できるような発信を続けていきたい。